薬局採用担当者が語る4つの面接チェックポイント
はじめに
「面接で何を話せばいいかわからない」「志望動機だけ考えたけど、大丈夫かな?」と不安に思っていませんか? 私はこれまで、採用担当として多くの薬学生の皆さんとお会いしてきました。はじめに知っておいていただきたいのは、新卒採用において、私たちは「完璧な薬剤師」を求めているわけではないということ!
求めているのは、「この人と一緒に成長していきたい」と思える、未来の仲間です。 今回は、元採用担当者の視点から、薬学生が面接で必ずチェックされている4つのポイントを解説します。

「人としての印象」が最も大事です!相手に伝わるようチェックポイントをおさえましょう!
1. 医療人としての「清潔感」と「マナー」

いち医療人として「責任感を感じさせる第一印象」は非常に重要です!
- チェックポイント
- 身だしなみ: 爪、髪型、靴の汚れに細心の注意を払っているか。
- 挨拶と返事: 「はい」というハキハキとした返事ができるか。
- 立ち振る舞い: 明るく元気な印象であるか、声のトーンが明るいか。

頭ではわかっているのですが、
緊張して本番できるか心配ですね…。

お友達や大学のキャリアセンターで実践練習を積みましょう!
回数をこなせば自然にできるようになるし、患者さんとのコミュニケーションも上手くとれるようになりますよ。
⚠️注意
緊張すると髪の毛を触ってしまう癖がある方、注意が必要です!
ご存知の通り髪の毛は、一般的に不衛生とされていますので、面接時に髪の毛を触っていると、「患者様の前でもやってしまうのではないか…」と不安にさせてしまいます。
2. これまでの経験を「自分の言葉」で語れているか
「実習で服薬指導を頑張りました」「大学では研究活動に注力しました」だけでは、他の学生差ができず、印象に残りにくいです。
あなただけの経験を面接官に効果的に伝えましょう。
- チェックポイント
- Before/Afterを意識
「実習前はこう思っていたけれど、実際に患者さんと触れ合ってこう考えが変わった。」など経験を経てポジティブに考えが変わった出来事を話しましょう。 - 具体的なエピソード
失敗したこと、悔しかったこと、そこからどう改善したかを話すと、あなたの「誠実さ」が伝わります。
また、そこにデータ、数字を入れることでより説得力が増します。
- Before/Afterを意識

本音を言うと「失敗談」の方が聞きたいです💦
成功体験よりも「失敗から何を学んだか」を聞きたいと思っています。それが、入社後のトラブルへの対応力につながるからです。
失敗談を話す際は必ずポジティブな経験や出来事に繋がったことをアピールしましょう。
3. 「生涯学習」への覚悟と姿勢のアピール
新卒採用において、最も期待するのは「この人と一緒に成長していきたい」と思える、未来の仲間に出会うことです。そこで、今後の学習目標を具体的に立てている人はとても信頼できます。
- チェックポイント
- 国試の学習情報
現在の学習状況を客観的に把握できているか。 - 専門資格への興味
今持っている情報から将来どんな薬剤師になりたいかなどを話せるか。 - 勉強に対する認識
自己実現のためと勉強を捉えることができているか。
- 国試の学習情報

印象良さそうだし、「がん認定薬剤師に興味がある!」と言っておこうかな…。

採用担当者も多くの学生とお話しするので、その方が本当にその勉強に熱心に取り組んでいるかはすぐわかりますよ。
取得するのが困難な資格であるかは関係なく、自分が理想とする薬剤師像を明確に話し、それに必要な資格や勉強をしようとするかを私はチェックしています。
「志望動機」「将来の薬剤師像」とリンクさせて考えてみましょう!
4.成長意欲を逆質問でチェック
面接の最後にある「何か質問はありますか?」は、自身の成長意欲をアピールするチャンスです!しっかりと対策しておきましょう。
例えば、
- 「入社までに勉強しておいた方が良い疾患や薬理学の分野はありますか?」
- 「1年目の先輩方は、どのようなスケジュールで業務を習得されていますか?」
- 「御社で活躍されている若手薬剤師の方に共通する特徴を教えてください」
などの質問は、よく聞かれる鉄板の質問ですが、それまでの面接で話した、将来の自己像と繋ぎ合わせて話すことができれば非常に好印象となるでしょう。
⚠️注意
休日や給料のことだけをここで質問するのはNG
もちろんとても大切なことなので、質問したくなりますが、面接の中での逆質問は「面接の項目の一つ」としていることが多いです。
話の流れから、自然とそういった話になるのは問題ありませんが、貴重なアピールの場である逆質問を使ってまでこういった質問をするのは効果的ではありません。
どうしても気になる場合は面接前、また面接の結果が出た後に採用担当者の方へ質問してみましょう。
おわりに
最も印象に良い面接は「この人と一緒に成長していきたい」と思わせる面接です。
面接は「正解を答えるテスト」ではありません。
私たち採用担当者は、皆さんがどんな想いで薬学を学び、どんな社会人になりたいのか、その「人柄」を知りたいと思っています。 採用担当者として断言しますが、準備をしっかり行い自分の想いを伝えれば、必ずあなたの魅力は伝わります。
そんな魅力のある方と面接すると自然とその人の魅力が伝わり、「一緒に働いてみたいな」と思うものです。
皆さんの就職活動が、納得のいくものになるよう応援しています!

